この世界の歴史は2つに分けられる。
天丼登場以前、そして天丼登場以後の2つだ。
幸いにも私は天丼登場以後の世界に暮らしている。
なんと幸せなことか。
天丼をこの世に生み出した人に対して、感謝せずにはいられない。
天丼はいつ誕生した?
今調べている。
たぶん、ポルトガルから天ぷらが日本に伝来した後に誕生したと思われる。
丼物に対してはいつも思うのだが、なぜ日本人は米の上にトッピングしたがるのか?
米も米だ。何でも受け入れすぎだろう。
小麦粉を水で溶いてドロドロにしたものに食材を浸し、高温の油で火を通すというのもなかなかだ。
それを米の上に乗せるなんて、だれが想像しただろうか。
しかし、これ以上調べるのも野暮な気がしている。
私は想像力を働かせているときが一番楽しい。
天丼を生み出した人は?
今調べている。
たぶん、なんでも米の上に乗せたかった人が天ぷらにチャレンジした結果だろう。
新しい発明はいつだって挑戦者の屍の中に咲く花なのだ。
天丼はどうやって広まった?
今調べている。
たぶん、うますぎて誰かに伝えずにはいられなかったんだと思う。